当法人では、倉敷市が推進する健康パスポート活動を積極的に進めています。
当法人の運用状況を報告いたします。
① 健康パスポートとは (倉敷市HPより)
認知症の方の心を開き、家族の不安も解決するような具体的な道具として利用できます。
病院にかかったときや色々な介護サービスを利用する際にこれまでの病気の内容や、薬の情報、生活や治療に対する思いを伝えることが出来るシートです。
本人・家族・支援をする方、皆で記入することができます。
自分なりに一生懸命生き抜こうとされている認知症の方とその家族の方を応援しています。
② 当法人の配布人数状況(平成29年11月30日現在) 計33名
・平成29年7月から配布開始
・玉島東高齢者支援センター・居宅介護支援事業所ニューエルダー・通所リハビリ3事業所と病院外来で配布している
・計33名の方にご利用いただいた
③ ご利用者の声
・家族が遠方で一人暮らしの私にとって色々と考えることも多く、いざという時の漠然とした不安は日ごとに増してきています。
この度、健康パスポートを勧めてくださり、ケアマネジャーさんと子どもを結びつけるきっかけになりました。
これからも色々な医療・福祉関係者に記入して貰い『備え』を考えていきたいと思った。
・救急車で運ばれる有事際に、健康パスポートがあると非常に心強いです。
・認知症になってしまい自分で判断できなくなる前に、自分がこうして欲しいということを書いておくことが大切だ
と思いました。
・自分だけで決められないことを、家族に話すきっかけになりました。
④ 当法人で工夫している点
・当方で基本情報(データベース)の部分は記載して渡している。
・健康パスポートの記入欄について、書いて欲しい医療・介護機関に分かるよう付箋をつけて回している
・ご家族およびケアマネージャーにも本人へお渡ししたことを伝えている。
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玉島東高齢者支援センターの面々です。
当法人での最大の努力は、”途中までデータベースを書いてあげる”というところだと思っています。
在宅の方がなるべく安心してがんばっていただけるよう、玉島東高齢者支援センター、当法人通所・居宅グループ、およびプライムホスピタル玉島で頑張っていこうと思います!