当院の電子カルテ、NEC社Mega Oak SRは、院外サーバーシステム、つまりクラウドタイプの新しいタイプの電子カルテです。
2011年4月よりスタートしましたので、4月で丸3年になります。
当初は、“患者様の大事な情報を、院外サーバーに預けていいの?”という質問が多く寄せられました。
しかし、この3年でSNSサービスが普及し、IT業界は劇的に変化しました。
医療においても、岡山県では“晴れやかネット”という外部サーバー主導の病院間連携ITシステムが構築されました。
私も3年でまさかこんなになるとは思いませんでした。
クラウドの次はどうなるんでしょうかね~
・・・・・・・・・・
私自身は、クラウドタイプの電子カルテをなぜ選んだかと言うと、時代を先駆けてのビジョンでも何でもなく、ただ“サーバー管理が楽で、しかもコストがお安い”というゲスな理由でした。
サーバーって、すごい熱量ですし、ちょっとのホコリでぶっ壊れます。
置き型サーバーの病院ってすごく頑張ってらっしゃると思います。当院の体制ではとてもとても・・・
・・・・・・・・・・
さて、当院で導入したNEC社電子カルテ、Mega Oak SRですが・・・
まず、字が他のメーカーのものより大きいのが特徴です。
また画面がカラフルでシンプルなので、見やすいと思います。
セットパスが鬼のように作れるのもいいですね~
またMega Oak SRは、クラウドタイプならではの利点があります。
それは、“ちょっとずつ進化する”というところです。
ユーザーの意見をまとめ、定期的にソフトをリニューアルしてくれます。
この3年で、電子カルテ表示をカスタマイズしやすくしたり、看護師支援システムを円滑にしたり、と色々機能が改善しています。
私的には、“時代に取り残され”感が無いのがいいです。
・・・・・・・・・・
ただ進化しすぎて、10年後ぐらいに“西山先生、Mega Oak SRはウィンドウズ7はもうフォローできません。 新しいOSに全部取り換えてください!”みたいなことにならないか・・・
一抹の不安もあります。
そのへんはNECさん、よろしくお願いいたします。助けて下さい。
最後に、この時計クルクルがもうちょっと短くなれば!
頑張れ! Mega Oak SR!
戦え!! Mega Oak SR!!
・・・ 来週に続く(ウソ)