ついに4月より、医師の働き方改革が、始まります。
医師の労働の考え方が、根底から変革されます。
じつは、看護師や医療技師、事務方などは、とっくの昔に働き方改革は、進んでいました。
なぜか医師だけ、超理不尽・非常識とも言える環境での労働が続いていました。
医師は医療界の“最後の砦”として、重い十字架を背負わされてきたのかも、しれません。
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私は、昭和50年生まれです。
気づけば、もう古い世代の人間になっています。
昭和生まれの医師は、狭い医学部業界で“体育会的” “徒弟制度的” な空気感を、どっぷりと味わって生きてきました。
以下のような傾向があります。
○ 昭和生まれ医師 特徴
・ 先輩の命令は絶対 いつになっても逆らえない
・ 変革は、先輩の目の届く範囲に留める
・ なので物事の根本は、ほとんど変えられない・・・
高校野球で例えれば、丸坊主を前提にしたささやかな抵抗のようなものです。
五厘刈りから五分刈りにしてソリをいれる・・・
眉にもさりげなくソリを入れ・・・
九州国際大学付属高校的イノベーション・・・
これが、昭和世代の医師の、限界でした。
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一方、近年平成生まれの医師が、新しい流れを生みつつあります。
○ 平成生まれ医師 特徴
・ 先輩の命令はそれなりに聞くが、自分の意見も貫く
・ 医療にとらわれず、ITや企業進出も視野に人生を考える
・ 結果、時代を大きく変革できる要素を持つ
またまた高校野球で例えれば・・・
丸刈りどころかドレッドヘアやヒゲOK!
そもそも全員ハーフをそろえてみました!
その名も、“憂羅志亜(ゆーらしあ)” 学園!!
このくらいの大変革、平成生まれのお医者さんは、やっちゃうんじゃないでしょうか。
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昭和世代医師は、結局自分たちでは労働環境を変える事が出来ませんでした。
たいへん残念ですが、事実です。
従いまして私は、次の平成医師世代に、期待をしています。
あたらしい改革には、リスクもつきものです。
行き過ぎた改革には、当然バックラッシュも、起きると思います。
20年後ぐらいに、平成世代の医師が、令和世代の医師に苦労するようになるときが、かならず、来ます。
“西山のオッサンみたいな医者のほうが、ありがたいなぁ”
・・・と、昭和ジジイリバイバルブームが起きる、かも!
妄想、でした。